トップ › 婚活に疲れた

婚活に疲れて、いろいろやめました。期待するのも、待つのも

窓辺のテーブルでスマホを伏せて座る後ろ姿の挿絵

電車のドアが閉まって、座って、スマホを出さないまま外を見ていました。

さっきまで会っていた人は悪い人じゃなかったんです。ただ、写真の人とは別の人でした。

家に着いて、電気をつけずに座っていた日もあります。

福岡で婚活をしていた5年のあいだにこういう日が何度もありました。

いちばん疲れていたのは、会う前と帰り道でした

椅子の背に重ねた服と伏せたスマホの挿絵

待ち合わせの朝に、何度も服を着替えていました。

一度決めて、鏡の前に立って、やっぱり違うなと思ってまた脱ぐ。

婚活って、会う前がいちばんこっそり盛り上がるんですよね。

プロフィールを何度も開いて、写真を拡大していました。この人はこういう感じかなと勝手に想像して。

それでいざ当日行ってみると、頭の中で作っていた人とは違う人が来ます。

写真と実物が違った日の話は別の記事に書いたので、ここでは省きますね。

しんどかったのは会っている時間より、せっかくの休日とお茶代や交通費を使ったこと。

行きの電車で期待していた分、帰りの電車でジェットコースターの様に落ちていく。

だから、もう相手に期待しすぎないようにしました

伏せたスマホと閉じた手帳の挿絵

最初にやめたのは、会う前に将来を想像することでした。

うまくいったらこの人と…みたいな話を、頭の中で一人で進めない。

これをやめただけで、断られても前ほど落ち込まなくなりました。

初対面を夜のディナーから明るい時間のお茶1時間にしたのも同じ時期です。

夜に2時間かけて話して合わなかったときのダメージが大きかったので、最初から「1時間だけ」と伝えるようにしました。

時間を短くしても期待は勝手に上がっちゃうこともありますけどね。

当時使っていたアプリでは、私は自分の写真を載せていませんでした。

写真で先に期待されるのが苦手だったからです。

おすすめしたい方法ではないですし、これで私が相手を写真だけで判断しなくなったわけでもありません。

それでも、写真ひとつで期待したりされたりする婚活のやり方に、私は疲れていたんだと思います。

婚活で初めて会う相手を想像しはじめたところで一度やめる、それだけです。

待っている時間が、いちばん重かった

糸を結びなおす手元と小さな結び目の挿絵

結婚相談所(パートナーエージェント)にいた半年間で、紹介は何人も届きました。でも、私が実際に会ったのは3人でした。

プロフィールを開いて、条件のところを見て、写真を見てさっと閉じる。その間にも月会費はかかっていました。

「お金を払っているんだから、ちゃんと婚活しなきゃ」と思うこと自体が、だんだん重くなっていました。

マッチングアプリに移ってからは、受け身から自分で選んだり相手に選ばれたり。

いいねが来るのを待って、返事が来るのを待って、来ないとまた落ち込む。

いいねもメッセージも、自分から送る側に回ったんです。

来ないものを待つより、最初から期待せず送って断られるほうが、私には軽かったんです。

やめたものを、並べてみます

婚活で私がやったのは、足すことよりやめることでした。

自分でも変わったなと思うのは、受け身をやめて自分から遠慮なく行く、35歳の時です。

35歳の頃には、20代の頃より相手に期待しなくなっていました。

でも、不思議と前より自分から動くようになっていました。

いいねが来るのを待たない。返事を待たない。会う前から将来を考えない。

その頃に、今の夫と出会いました。

嫌になった日も、婚活はやめませんでした

婚活に疲れて、休んだことはありますか

婚活そのものが嫌になった日は何度もありました。それでもやめたのは婚活ではなく、会う前に期待することでした。

どんな場面がいちばん疲れましたか

会っている時間より、会う前と帰り道です。待ち合わせの朝に何度も着替えて、帰りの電車でどっと落ちていました。

疲れているときに、やめたことは何ですか

写真を拡大するのと、会う前に先の話を想像するのと、返事を待つことです。

つむぎ

働きながら婚活した記録。33歳から本気で、38歳で結婚。

次に読む

記事をすべて見る ・ 婚活に疲れたの記事